未経験からのプログラマ求人レポート

未経験者がプログラミング学習を成功させるコツ

プログラミング学習で挫折しないために

プログラミング学習で挫折しないために IT業界でプログラマとして活躍するには、現場に入る前にある程度の知識を習得しておくと有利に働きます。しかし、未経験であれば、プログラミング言語を勉強するのも容易なことではありません。中には、挫折する方もいることでしょう。そうした未経験者のプログラミング学習において挫折しないためには、ゴールを設定することが大切です。ここでは学習のゴールを設定する必要性と、具体的な方法を紹介します。

ゴールを設定することが大切

プログラミングの勉強をする際、ある程度の具体的な目標を定めておくことは必須です。ましてや、プログラミング未経験者であれば、見慣れないコードが載った分厚い参考書を幾度となく読み、延々と続く学習やエラーの繰り返しに、正直心が折れてしまうこともあるでしょう。一度挫折すると、なかなか学習意欲が湧かなくなるのがプログラミング学習のやっかいなところで、できれば達成感を味わいつつモチベーション高めに学んでいきたいものです。そのためには、学習のゴールを決めるのが一番でしょう。段階的に具体的な目標を設定することで、今自分が行うべき事柄が明確になり、学習にも迷いが生じません。そして、着実に目的へと近づいていけることで学習意欲が高まり、モチベーションを維持したまま勉強を進めることができるのです。プログラミング言語の習得には、数ヶ月から1年以上もの時間を費やすことになります。勉強期間は長期戦となることが考えられるため、勉強のゴールを決めて明確な目標を立てることで挫折のリスクを減らし、長期間でもモチベーションを保つことができるでしょう。また、学習のスケジュールをしっかり組むことで、効率的に身につけられるのも目標を設定する魅力だと言えます。忘れてはならないのが、プログラミングの勉強はあくまでプログラマになるための手段だということ。一生懸命に勉強するがゆえに、いつの間にかプログラミング言語の習得自体が最終目的にすり替わってしまっている可能性もあります。そのため、プログラマになるという最終目的のためにどのようなことを達成したいのかを具体的に洗い出し、目標に向けてスケジュールを逆算して立てると良いでしょう。

おすすめの目標設定方法

プログラミングの勉強にゴールを設定する必要性があることは理解できたかと思います。ただ、そうは言っても対策を立てるのは難しいものです。そこで試していただきたいのが、「ベーシック法」という目標設定方法。このベーシック法は、「目標項目」「達成基準」「期限設定」「達成計画」の4つのステップで構成されています。たとえば、ステップ1の目標項目では何を達成したいのかを明確にし、タイプ別に「向上」「改善」「維持」「創出」のいずれかに振り分けます。そしてステップ2の達成基準で目標数値や理想の状態を設定し、ステップ3の期限設置とステップ4の達成計画で実現可能な行動を具体的に決める、という方法です。この目標設定の仕方は最も基本的な仕組みとなっており、難しく考える必要はありません。手順通りに理想とするものを当てはめていけば、容易に目標を設定できます。誰もが気負わずに取り組める方法で、試してみる価値はあるでしょう。

プログラマを目指す人におすすめの記事