未経験からのプログラマ求人レポート

採用を勝ち取るために押さえておきたい3点

未経験だからこそアピールしたいポイント

未経験だからこそアピールしたいポイント 未経験からプログラマになるには、人事担当への効果的なアピールが肝心です。具体的な動機がなく、なんとなく目指してみたい道だとしても、ここで紹介する3つのポイントを押さえて就職活動に臨むことで結果に差をつけることができるかもしれません。未経験の場合はプログラミングのスキル以外の部分で勝負する必要があります。経験がなくても、「一緒に働いてみたい、今後の活躍を見てみたい」と思ってもらえるようなアピールをしましょう。

人間力で勝負する

未経験の状態でプログラマに挑む場合、人事担当にアピールしたいのは人間力です。人間力というと明確な定義がありませんが、未経験からプログラマを目指す際に必要なことを考えると「人となり」をイメージできます。何人ものプログラマ志願者を見てきた人事担当なら、応募書類の書き方や面接時の受け答え、対応などからその人の人間力をおおよそ把握することができます。採用を勝ち取るためには、良く見せたいという心理が働くのも仕方がないことです。しかし、その嘘も、あまりに事実とかけ離れて誇張したものはすぐに見抜かれてしまいます。
人間力は、これまでの生活のなかでの経験や生い立ちなど、自分を作り上げてきたすべてのことが影響して出来上がるものです。採用に向けて変えようと思っても、その短期間に簡単に変えられるものではありません。人間力そのものを変えようとは思わず、自分自身のことを棚卸ししたうえで、人事担当にどう伝えたらいいのかを考えることが大切です。応募先の企業が求める人材の人間力とマッチしたら、プログラマ未経験でも採用に一歩近づけるはずです。

社会人経験で勝負する

社会人経験は、新卒でない限り必ずといっていいほど必要な経験です。プログラマ未経験で求人を探すなら、プログラマの専門知識と技術で勝負するのは難しいため、社会人経験があるからこそ身についたスキルをアピールするのが有効です。仕事を進めるときの段取りの仕方や、クライアントとのやり取り、疑問点の解決方法や質問方法など、社会人経験があるとさまざまなスキルが身についているのではないでしょうか。これらのスキルは、新卒の場合だと実践に入る前の研修などで丁寧に教わる機会があるかもしれません。しかし、中途採用の場合はすでに身についていることを前提とされているため、研修などを受ける機会はないでしょう。これまでの社会人経験で身についたスキルは、転職時のアピール次第で良い効果を発揮します。

アウトプットで勝負する

プログラマ未経験で転職成功を目指すなら、人事担当にとにかくやる気を伝えることが大切です。そのやる気を伝えるためには、アウトプットが効果的だといわれます。未経験の場合、勉強して知識をつけるいわゆるインプットは重要です。しかし、インプットすることばかりに重点を置き、アウトプットまではやっていない人は少なくないでしょう。未経験でプログラマを目指す人が参考書を読んで勉強を進めていることはもちろん良いことです。しかし、そこでもう一歩先を行って、参考書を読みながら実際に自分でプログラミングをやっている人と比べると差がつきます。インプットだけでなくアウトプットまでやっている後者の方が、どうしても評価が上がるでしょう。簡単なアプリでも何か1つ作ってみることで、人事担当の見方が大きく変わると思われます。

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